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二人の作家の短編を読んで共通点を知った。
創作手法とか主義信条などではない。
二人とも、幼くして母親を失くしていることである。

◇パリ生まれのイギリスの作家
・サマセット・モーム
今回、「ウィリアム・サマセット・モーム」の『雨・赤毛』(中野好夫訳・新潮文庫)を読んだ。
昭和三十八年十一月二十日 六刷のもの。
「雨」は、ミイラ取りのはずの宣教師がミイラに。
「赤毛」は、島を訪れた若い男と島の女との若い男女の恋愛を描くのだが、
かつての本人(船長)を前に語られるところが、とりわけ、描写に味わいがあった。


◇米国・ノースカロライナ州生まれの作家。
・オー・ヘンリー(O. Henry⇒ William Sydney Porter(本名)
1862年9月11日~ 1910年6月5日)
米国のノースカロライナ州グリーンズボロで、医師アルジャーノン・シドニーの息子として生まれる。
3歳の時に母親が亡くなり、教育者の叔母によって育てられた。本好きではあったが、
15歳で学業を離れたという。

短編「宿命的打撃」を読んだ。
未来の相続人として叔父の寵愛を受けていた甥が奈落のそこに転落して浮浪者になって公園へ。
その公園で別の甥と出会った。今度はその甥が同じ叔父の相続人になるのだという。
二人目の甥は、恐ろしさに震えていた。公園で二人は長いこと話した翌日。
連れ立って弁護士のところへ行くのだが、そこでまた逆転劇が展開する。

面白くて最後まで引っ張られていった。
オー・ヘンリーは、短編の名手と呼ばれるそうだ。

 
 私は何の才能もないただの日本人だが、幼くして母親を病気で失くしている。
この点で二人と共通することを知った。
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いちい
Posted byいちい

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